SPACについて

公益財団法人静岡県舞台芸術センター(Shizuoka Performing Arts Center : SPAC)は、専用の劇場や稽古場を拠点として、俳優、舞台技術・制作スタッフが活動を行う日本で初めての公立文化事業集団であり、舞台芸術作品の創造・上演とともに、優れた舞台芸術の紹介や舞台芸術家の育成を事業目的としています。1997年から初代芸術総監督鈴木忠志のもとで本格的な活動を開始。2007年より宮城聰が芸術総監督に就任し、更に事業を発展させています。演劇の創造、上演、招聘活動以外にも、教育機関としての公共劇場のあり方を重視し、中高生鑑賞事業公演や人材育成事業、アウトリーチ活動などを続けています。13年、全国知事会第6回先進政策創造会議により、静岡県のSPACへの取り組みが「先進政策大賞」に選出。18年度グッドデザイン賞を受賞、無形の活動が一つのデザインとして高く評価されました。

舞台芸術を創造・上演する人がいます

SPACの活動全体の方針を決定する、「SPACの顔」である芸術総監督をはじめ、俳優、舞台技術スタッフ、制作スタッフ、文芸スタッフなど、舞台芸術を創造・上演するための専門家集団がいます。

舞台芸術作品を創造するための劇場・稽古場施設があります

日々、俳優の基礎訓練を行ない、独自の舞台芸術作品の創造のために試行を重ねる稽古場や、照明や音響などにおいて高度な機構を有した劇場———。
質の高い作品創作を支える専用施設があります。

静岡から世界へ —— 舞台芸術作品があります

SPACの舞台作品は国内外で高い評価を受け、ギリシア、ロシア、フランス、イタリア、アメリカ、コロンビア、中国、韓国など世界各国から招聘され、公演を行なってきました。レパートリー作品はSPACの財産です。

人々が集い、交流する場、それが劇場です。

世界の優れた舞台作品を上演する「ふじのくに⇄せかい演劇祭」や、未来の舞台芸術家を育成する人材育成事業などを行なっています。芸術家と観客が出会い、互いに創造力/想像力を刺激する場、それが劇場です。